VideoAnnotator for Web

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ブラウザのみで動作するVideoAnnotator
Windows、Macだけでなく
スマートフォン、タブレットでも

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【2024-10-13】デジタイザーを更新

新バージョンのデジタイザーを公開しました。実座標変換、データフィルター機能が追加されました。また、Youtube動画の再生に対応しました。

Excelアドオン版と同等の機能を実装し、VideoAnnotator for Webのみで実長データの取得が可能になりました。

動作環境

  • デバイス:PC、タブレット、スマートフォン
  • OS:Windows、Mac、iOS、Android
  • ブラウザ:Chrome、Safari、Firefox、Edgeなどのモダンブラウザ(IE非対応)
  • 対応する動画形式:MP4/H.264、HLS等のストリーミング

※その他の形式(HEVC/H.265など)の再生可否は、OS、ブラウザに依存します。
※ストリーミング映像、Youtube共有再生ではコマ送りなどの再生に制限があります。

機能

デジタイザー

映像の座標解析に特化したツール。映像内のオブジェクトの座標を記録します。

動作分析における関節位置などのデジタイズ処理、機械学習用のデータセット作成などに利用できます。

  • フレームごとに任意の数(最大30点)の座標情報を取得
  • 座標は点、矩形モードを切り替え可能(矩形座標は物体検出AI学習用のデータセット作成に利用可)
  • フレームごとにイベントタグを入力可能(ボタン選択またはテキスト入力)
  • 秒またはフレーム数(ローカルファイルの場合)でのサンプリング間隔指定が可能
  • 2次元DLTまたは4点スケール変換による実座標算出が可能
  • バターワースフィルターによるデータスムージングが可能
  • フィルター処理時に最適遮断周波数を自動計算(マニュアル設定も可能)

タグエディタ―

映像のイベント解析に特化したツール。映像の特定の時間にイベントタグを記録します。

試合映像でのイベント抽出によりゲーム分析、ゲームスタッツの解析などに利用できます。

  • 任意のイベントタグを設定可能(イベント定義はテキストファイルに記述)
  • 複数選択、必須選択のイベントタグを設定可能
  • イベントタグはイベント間に関係性を持たせる階層構造で定義可能
  • イベント定義ファイルのインポート/エクスポート
  • イン・アウト点スライダーバーによるイベント入力
  • イベント入力時のオフセット時間を設定可能

共通

  • 動画再生:ローカルファイル、ネットワーク共有ファイル(MP4/H.264)、HLS等のストリーミング、Youtube共有の再生に対応
  • 入力データテーブル上でのデータ編集
  • 入力データの自動保存(ブラウザをリロードしてもデータが復元されます。データはブラウザ内で保存され、サーバーなどの外部環境には出ません。)
  • Excelファイルでのデータ保存
  • メインとサブ画面による映像の2画面再生(同期可能) ※スマホ版では利用できません。
  • 描画ツール(四角、円、線分、色指定)による映像へのアノテーション