VideoAnnotator

機能

ビデオ再生

Excel内にビデオウィンドウを追加し、mp4形式のビデオファイルを再生します。2つのウィンドウを表示でき、同期再生、透過表示が可能です。

メタ情報入力

映像から情報を読み取ることで、以下のメタ情報をExcelシートに直接入力できます。

• 時間情報
• 座標情報
• タグ情報

ビデオウィンドウ上のクリック位置から座標を取得できます。タグ情報は任意のテキストをツリー構造で設定できプルダウンメニューから選択入力できます。また、テキストボックスからの入力も可能です。

データ解析

取得した座標情報を処理するためのキネマティクス分析用の関数が組み込まれています。映像の座標データの実座標への変換、ノイズ・フィルタリング処理などができます。 組み込み済み関数は以下になります。使用方法はエクセルシート内のサンプルを参照してください。

• 2次元DLT関数
• バターワース（ローパス）フィルタ関数
• 角度算出関数

動作条件

• OS： Windows 7、8、10
• Microsoft Excel（2010, 2013, 2016, 2019）32ビット版
• Apple QuickTime 7以降

※ Apple社はQuickTimeのサポートを2016年4月20日で終了しました。それ以降いくつかの脆弱性が報告されています。ご利用は自己責任でお願いします。

ダウンロード

ダウンロードにはパスワードが必要です。サポートページからリクエストしてください。

旧バージョンはこちら

FAQ

Windows10、Office2016で動作しますか？

バージョン1.5.4で対応しています。また、Windows10＋Office2010以降の環境でも動作確認しています。それ以外の環境で、XLSM版が動作しない場合はXLS版を利用してください。

Windows8.1＋Office2013で映像情報を表示しようとするとエラーになるんですが。

Windows2000で動きますか？

QuickTime 7系が対応していないため動きません。

Macで動きますか？

残念ながら動きません。VideoAnnotator for Webをご利用ください。

Office2000で動きますか？

アイコンなどの表示に不具合がありますが、機能的にはほぼ動作します。

アドイン版はないんですか？

ダウンロードしたワークシートファイルから自身で作成してください。
xlsファイルは「xla」形式で、xlsmファイルは「xlam」形式でアドインフォルダに保存し、アドインメニューから有効化すればアドイン版としてで使用できます。

いくらですか？

フリーウェアです。ソースコードは開示していますが、著作権は放棄していません。
なお、ダウンロードファイルの再配布はご遠慮ください。

AVCHDファイルは再生できますか？

そのままでは再生できません。対応ファイル形式はQuickTimeに依存します。
AVCHDファイルをMP4ファイルにトランスコード（コンテナ変換）すれば再生可能になります。

iPhoneで撮影した動画がQuickTime形式（movファイル）なのに再生できません。

iPhone 7（iOS11）以降では、動画圧縮形式にHEVC（H.265）が採用されています。Windows版のQuickTimeではこの形式のファイルを再生することができません（他のビデオプレーヤーでは再生できるものもあります）。iPhoneのカメラ設定で「互換性優先」にして撮影するか、AirDrop経由のファイル転送でAVC（H.264）に自動変換する、Windows上でエンコードするなどの処理をしてください。

その他のお問い合わせ、バグ報告などはサポートページからお願いします。

文献

吉田、伊藤ほか（2010）Video Annotatorの使い方．陸上競技マガジン 61(5)：150-151